アスパラギン酸の効果効能の解説

アスパラギン酸




どんなもの?
アスパラギン酸(aspartic acid)は、非必須アミノ酸の一つで、1806年にアスパラガスから発見された成分です。

アスパラギンは非必須アミノ酸で、体内でアスパラギン酸から作られ、アスパラギナーゼによってアスパラギン酸とアンモニアに分解されます。 アスパラギン酸は、エネルギー代謝や窒素代謝に関与しており、エネルギー生産工場のクエン酸回路を活性化することで疲労回復を早める効果があります。また、アスパラギン酸はアンモニアと結合してアスパラギンとなることから、尿の合成を促進し、有害なアンモニアを尿として排出させる働きもあります。

アスパラギン酸が多く含まれる食品 100gあたりmg
分離大豆たんぱく 10000
かつお/削り節 7300
かつお節 7200
大豆/湯葉/干し 6800
カゼイン 6300
大豆/凍り豆腐 6300
ぶた/ゼラチン 5500
きな粉/脱皮大豆 4600
きな粉/全粒大豆 4400
大豆/全粒/国産、乾 4400
大豆/全粒/中国産、乾 4200
大豆/全粒/米国産、乾 4100
しらす干し/半乾燥品 3900
あまのり/ほしのり 3500
落花生/乾、大粒種 3400
小豆/あん/さらしあん 3000
りょくとう/全粒、乾 2900
小麦はいが 2900
しろさけ/すじこ 2800
そらまめ/全粒、乾 2700

アスパラギン酸が多く含まれる食品 100gあたりmg
小麦たんぱく/粉末状 2700
脱脂粉乳 2600
ささげ/全粒、乾 2500
大豆/油揚げ 2400
くろまぐろ/赤身、生 2400
豌豆/全粒、乾 2400
きはだ/生 2300
ひらめ/養殖、生 2300
七面鳥/肉、皮なし、生 2200
しらす干し/微乾燥品 2200
まだい/天然、生 2200
はも/生 2200
豚/大型種/ロース/赤肉、生 2200
いんげんまめ/全粒、乾 2200
かつお/春獲り、生 2200
若鶏/むね/皮なし、生 2200
かつお/秋獲り、生 2200
しろさけ/生 2200
まがれい/生 2200
小豆/全粒、乾 2200
アスパラギン酸が多く含まれる食品 100gあたりmg
とびうお/生 2100
ホロホロ鳥/肉、皮なし、生 2100
うるめいわし/生 2100
さわら/生 2100
ぶり/成魚/生 2100
くじら肉、赤肉、生 2100
まあじ/生 2100
種実/ひまわり/乾 2100
やぎ/肉、赤肉、生 2100
アーモンド/乾 2100
カシューナッツ/フライ味付 2000
あまだい/生 2000
馬肉/赤肉、生 2000
きす/生 2000
くろかじき/生 2000
ナチュラルチーズ/チェダー 2000
テラピア/生 2000
めばる/生 2000
はぜ/生 2000
ラム/ロース/皮下脂肪なし 2000
(アスパラガス/若茎、生 430mg)アスパラギン酸は、健康食品や栄養ドリンクなどにもよく配合されています。

効果効能
疲労回復、スタミナ強化、新陳代謝の促進、尿の合成を促す作用。

注意点
特になし。