クロム(Cr)の効果効能の解説

クロム(Cr)


クロム(元素記号Cr) とは
・クロムは、体内に2~6mgていど存在し、糖質代謝、脂質代謝、結合組織代謝、タンパク質代謝に関与している。

・クロムは、加齢とともに体内の含量が減少する唯一のミネラル。


適用期間:2015年~2019年
クロムの摂取基準表
年齢 目安量(μg/日)
男性 女性
0~5月 0.8 0.8
6~11月 1.0 1.0
1~2歳
3~5歳
6~7歳
8~9歳
10~11歳
12~14歳
15~17歳
18~29歳 10 10
30~49歳 10 10
50~69歳 10 10
70歳以上 10 10
妊婦 初期 10
中期 10
末期 10
授乳婦 10

クロムの効果効能
・インスリンの働きを助ける。

・糖尿病の予防。

・脂質の代謝を活発にする。

・コレステロールや中性脂肪を正常に保つ。

・動脈硬化の予防。


クロムが多く含まれる食品 100gあたりμg
バジル/粉 47
あおのり/素干し 41
パセリ/乾 38
刻み昆布 33
パプリカ/粉 33
こしょう/黒、粉 30
ほしひじき 24
ミルクチョコレート 24
カレー粉 21
さんしょう/粉 21
紅茶 18
とうがらし/粉 17
シナモン/粉 14
小豆/さらしあん 14
黒砂糖 13
かぼちゃ/いり、味付け 13
こしょう/混合、粉 12
まこんぶ/素干し 11
わかめ/カットわかめ 10
種実/あさ/乾 9
クロムが多く含まれる食品 100gあたりμg
ウスターソース 9
アーモンド/フライ、味付け 9
豆みそ 9
がんもどき 8
せん茶 8
顆粒風味調味料 8
わさび/粉、からし粉入り 8
けし/乾 7
ウスターソース/中濃 7
アマランサス/玄穀 7
即席中華めん 7
まさば/水煮 6
そば粉/表層粉 6
トマトケチャップ 6
まさば/焼き 6
あまのり/焼きのり 6
ささげ/全粒、乾 6
こんぶつくだ煮 6
しょうが/粉 6
さざえ/生 6
クロムが多く含まれる食品 100gあたりμg
こんにゃく/精粉 5
銀杏/ゆで 5
甘納豆/あずき 5
プレミックス粉 5
じゃがいも/生 5
あまのり/ほしのり 5
米菓/あられ 5
こしょう/白、粉 5
メープルシロップ 5
かんぴょう/乾 5
ながこんぶ/素干し 5
乾しいたけ/乾 5
スポンジケーキ 5
あわび/生 5
高菜/葉、生 4
牡蠣/養殖、生 4
調製粉乳 4
あらげきくらげ/乾 4
そば粉/全層粉 4
落花生/乾、大粒種 4

クロムの不足
・体重減少、インスリン感受性の低下、糖尿病。

・窒素代謝異常。

・末梢神経障害。

・角膜障害。

*クロムの必要量は微量で、食品にも広く分布しているので、通常の食生活で不足する心配はない。

クロムの過剰摂取
・嘔吐、頭痛、不眠、腹痛、下痢。

・腎尿細管障害、肝障害、造血障害、中枢神経障。

*食品から摂取される3価クロムは、毒性が低く吸収率も低いため、過剰症が問題となることは殆どない。一方、工業用に用いられる6価クロムは、極めて強い毒性を持ち、発がん性物質とされている。