クロレラの効果効能と注意点の解説

クロレラ




どんなもの?
クロレラは、海中に棲息している緑藻類の一種で淡水生のプランクトンです。

1890年に発見されてから、未来の食料として各地で研究が進み、現在では健康食品として定着しています。クロレラという名はギリシャ語のクロロス(chloros=緑色)とラテン語のエラ(ella=小さなもの)を合成して作られたものです。

クロレラの主な成分(栄養素)は、約60%が良質なタンパク質、約20%が炭水化物、約5%がクロロフィル(葉緑素)、その他にビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンE、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、食物繊維などが豊富に含まれています。

クロレラは、細胞分裂を繰り返す過程の中で、独特の成分であるクロレラ成長因子を出します。アメリカ老化防止研究所のスチーブン博士は、このエキスをCGF(クロレラ・グロス・ファクター)と命名。CGFは細胞の動きを活発にし、若返らせる老化防止作用があると考えられている。

効果効能
栄養補助、免疫力の向上、解毒作用、老化防止、がん予防、高血圧の予防、血栓予防、動脈硬化の予防。

注意点
下痢、腹痛、吐き気、アレルギー症状などが報告されている。体質に合わない場合は使用を中止すること。