牡蠣エキス
どんなもの?
カキは、消化吸収がよく、良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいることから、「海のミルク」と言われています。特にタウリン、グリコーゲン、亜鉛の含有量が多いのが特徴です。牡蠣エキスは、そのカキから抽出したエキスを濃縮したもので、粉末、錠剤、ドリンクなどが市販されています。
カロリーは100gあたり・・・(養殖、生)60kcal
生牡蠣の成分としては、タンパク質、ビタミンA(レチノール・βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、ヨウ素、セレンなどを含みます。
・タウリンには、胆汁酸やインスリンの分泌促進作用、血圧を正常に保つ作用、血中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やす作用、心筋の働きを正常に保つ作用などがあります。
・グリコーゲンには、筋肉や肝臓などに貯蔵され即効性のエネルギー源になります。また、ホルモンを正常に機能させる作用や、体力をつける働きもあります。
・亜鉛は、味覚を正常に保ち、有害物質の排出機能を高めたり、生殖器や脳機能の活性化に作用します。
効果効能
滋養強壮、味覚の改善、疲労回復、高血圧の予防、動脈硬化の予防、肝機能を高める、肝臓病の予防。
注意点
カキの生食は鮮度が落ちていると食中毒を起こすことがあるので注意が必要です。
牡蠣、養殖(生)100gあたりの栄養成分表
水分 | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 灰分 | 廃棄率 |
85.0g | 6.6g | 1..4g | 4.7g | 2.3g | 75% |
ビタミンA | B1 | B2 | B6 | B12 | ナイアシン | |
レチノール | βカロテン | 0.04mg | 0.14mg | 0.08mg | 28.1μg | 1.4mg |
22μg | 6μg |
葉酸 | パントテン | ビオチン | C | D |
40μg | 0.59mg | 4.5μg | 3mg | 0μg |
E | K | ナトリウム | カリウム | カルシウム | |||
α | β | γ | δ | 0μg | 520mg | 190mg | 88mg |
1.2mg | 0mg | 0mg | 0mg |
Mg | リン | 鉄 | 亜鉛 | 銅 | マンガン | ヨウ素 |
74mg | 100mg | 1.9mg | 13.2mg | 0.89mg | 0.38mg | 73μg |
セレン | クロム | モリブデン | 食物繊維 | 脂肪酸 | コレステロール | |||
48μg | 4μg | 4μg | 水溶性 | 不溶性 | 飽和 | 一価 | 多価 | 51mg |
0g | 0g | 0.23g | 0.18g | 0.32g |