枸杞子(クコシ)の効果効能と注意点の解説

枸杞子(クコシ)




どんなもの?
枸杞(くこ)は、ナス科の落葉小低木で、その果実を乾燥させたものを枸杞子(クコシ)といいます。果実は熟すと赤い卵形となり、漢方では古くから不老長寿の生薬として用いられてきました。
枸杞子(くこし)
成分としては、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄、リノレン酸、ベタイン、ゼアキサンチン、食物繊維などが含まれ、高血圧の予防、動脈硬化の予防、血糖値の低下作用、眼病の改善に良いとされる。

果実のほか、乾燥した根皮は地骨皮(じこっぴ)と呼ばれ、強壮、解熱に用い、葉の部分は枸杞葉(くこよう)と呼ばれ、動脈硬化の予防、高血圧の予防、冷え性の改善などの効果があります。

効果効能
滋養強壮、疲労回復、肝臓病予防、解熱、高血圧の予防、動脈硬化の予防、血糖値の低下作用、眼病の改善、老化防止。

注意点
乾燥させた根皮の副作用として、吐き気や嘔吐が起こることがある。妊娠中の使用は避けた方がいい。