メラトニンの効果効能と注意点の解説

メラトニン



どんなもの?
メラトニン(melatonin)とは、脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモンの一種で、必須アミノ酸のトリプトファンからセロトニンを経て生合成されます。セロトニンが「幸せホルモン」と呼ばれているのに対し、メラトニンは「睡眠ホルモン」と呼ばれています。
メラトニン
メラトニンの生産は光に影響されるので、日中はメラトニンの分泌量は少なく、夜になると体内のメラトニンの量が増えて睡眠を促す仕組みになっています。

しかし、現代社会は明るい照明やTV・パソコン・スマホの画面など、夜になっても光にさらされている生活環境にあります。昼と夜との区分が曖昧になることでメラトニンの分泌量が減り、体内時計が狂うのが現代型不眠の特徴といえます。また、メラトニンの分泌量は6~7歳位がピークで、16歳位から減りはじめ、50歳では約半分に減少すると言われています。



メラトニンは睡眠障害の改善に有効性があることが確認されており、他にも免疫活性作用、ビタミンEの2倍といわれる強い抗酸化作用による老化防止、がん細胞の増殖を抑制する作用などが報告されています。

メラトニンは日本ではまだ医薬品扱いですが、アメリカなどでは睡眠障害を改善するサプリメントとして販売されています。

効果効能
睡眠障害の改善、時差ボケの改善、免疫力向上、老化防止、抗癌作用。

注意点
服用後は眠くなるので車の運転、高所での作業、危険な機械の操作は避ける。ホルモンに影響を及ぼす可能性があるので妊娠中の使用は避ける。てんかん患者は使用を避ける。血圧を下げる作用があるので降圧剤との併用は注意する。