ニンニクの栄養素と効果効能

ニンニク(葫・大蒜)



どんなもの?
ニンニクは、中央アジア原産のユリ科ネギ属の多年草。ニンニクは紀元前2世紀に中国に渡り、日本へは平安時代に伝わったと言われています。昔から、疲労回復や強壮効果があることで知られ、地下の球根(鱗茎)部を食材や香辛料、エキスを抽出しサプリメントなどに用います。
にんにく

カロリーは100gあたり・・・(りん茎、生)134kcal

成分としては、タンパク質、炭水化物、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、マグネシム、セレン、リン、モリブデン、食物繊維などを含みます。

ニンニクを調理すると、アリインという成分が酵素のアリナーゼと作用して、臭気の元になるアリシンという成分に変化します。このアリシンには強い抗菌・抗カビ作用や抗酸化作用があり、食中毒の予防、感染症の予防、動脈硬化の予防、がん予防などに効果があります。

また、糖質をエネルギーに分解するときに重要なビタミンB1とアリシンが結合すると、体内に吸収されやすいアリチアミンという物質に変化します。これは活性持続型B1とも呼ばれ、すぐれたスタミナ源となります。更にニンニクに含まれる特殊な成分のスコルジンには、新陳代謝を活発にする作用や末梢神経系を拡張して血液循環をよくする作用があります。
ニンニク君
アメリカの国立がん研究所が中心になってまとめた、天然の植物中に存在する、がん抑制作用がある食品(デザイナーフーズピラミッド)の中でニンニクはトップクラスに入っています。

効果効能
滋養強壮、疲労回復、血行促進、冷え性の改善、食欲増進、風邪の予防、がん予防、抗菌作用。


注意点
刺激が強いので多量に摂取すると胃を痛めます。血液凝固系に障害のある人は避ける。

にんにく(りん茎、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
65.1g 6.0g 1.3g 26.3g 1.3g 8%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.19mg 0.07mg 1.50mg 0μg 0.7mg
0μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
92μg 0.55mg 1.9μg 10mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 9mg 530mg 14mg
0.5mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
25mg 150mg 0.8mg 0.7mg 0.18mg 0.27mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
1μg 0μg 15μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
3.7g 2.0g 0.18g 0.04g 0.41g