サフランの効果効能と注意点の解説

サフラン




どんなもの?
サフランは、南ヨーロッパ原産のアヤメ科の多年草で、そのめしべを乾燥させたものです。日本には江戸時代に薬として伝わったとされています。古くから香料、染料、生薬として用いられています。
サフラン
わずか1グラムの乾燥めしべを得るために、100~150本の花が必要とされることから、サフランは世界一高価なスパイスといわれています。

成分としては、色素配糖体であるクロシン、苦味配糖体のピクロクロシン、精油成分のテルペン、テルペンアルコール、エステルなどを含みます。

効能としては、鎮痛・鎮静作用、利尿作用、血行促進、消化促進などが知られ、漢方の蕃紅花(バンコウカ)は、冷え性の改善、生理不順の改善、生理痛、更年期障害の緩和などに用います。

効果効能
鎮痛・鎮静作用、血行促進、消化促進、利尿作用、冷え性の改善、生理不順の改善、生理痛の緩和、更年期障害の緩和。

注意点
妊娠中の多量摂取は危険性が示唆されている(子宮を刺激し人工中絶薬の作用がある)