アサイーの栄養素と効果効能の解説

アサイー



どんなもの?
アサイーはブラジル原産のヤシ科の植物。木の高さは25~30 mになり、果実の外見はブルーベリーに似ています。果実の95%は硬い種で可食部は5%ほどしかありません。ポリフェノールが豊富で若い女性の間で人気急上昇中のフルーツです。
アサイー

カロリーは100gあたり・・・(生)72kcal

成分としては、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、食物繊維、アントシアニン、フェルラ酸、エラグ酸、エピカテキンなどの各種ポリフェノールを含みます。

まだ栄養成分表で信頼できるものがないので、財団法人日本食品分析センターの調査に基づき分析します。アサイー100gあたりの栄養素はエネルギー:72kcal、たんぱく質:1.1g、脂質:6.2g、炭水化物:8.3g、ナトリウム:7.2mg、糖質6.2g、食物繊維:2.1g、鉄:0.50mg、カルシウム:35.3mg、ビタミンE:3.3mg、ポリフェノール:0.29gです。これが正しいとすると、ミネラル分はどれも果実類の平均値です。アサイーは鉄、カルシウム、食物繊維が非常に豊富と嘘を書いているサイトが目につきます。たしかに種には食物繊維が豊富ですが、種を食べる人はいません。鉄やカルシウムなど少ないものと比べれば多くなるのは当たり前ですし、牛乳や肉と比べ吸収率も悪いということも覚えておきましょう。

効果効能としては、アサイーの脂質は不飽和脂肪酸が多いので、LDL(悪玉)コレステロールの低下、動脈硬化の予防、脳卒中・心筋梗塞の予防効果が見込めます。また、豊富なビタミンEには強い抗酸化作用があり、細胞の老化を予防したり、生体膜や血中リポタンパク質に多く含まれる不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあります、



アサイーに多く含まれるポリフェノール(polyphenol)とは、特定の物質名ではなく、同一ベンゼン環に複数の水素基(OH基)が結合した化合物の総称です。植物の色素や苦み、渋み、に含まれている成分で、植物が光合成をすることによってつくられます。

アサイーには、エピカテキン、アントシアニン、エラグ酸、フェルラ酸などのポリフェノールが豊富に含まれます。まず、エピカテキンというポリフェノールには抗菌作用、コレステロール低下作用、血糖上昇抑制作用などがあり、ブルーベリーで有名なアントシアニンというポリフェノールには、ロドプシンという視覚に関係する物質の再合成を助ける作用があり、これにより視力の低下を防ぎ、眼精疲労(疲れ目・かすみ目)を改善します。また、アントシアニンは血管新生を抑制する作用があり、糖尿病網膜症の改善にも効果があるとされています。さらに、アントシアニンが持つ強力な抗酸化作用は、体に有害な活性酸素を抑える働きがあり、生活習慣病の予防や老化防止にも効果を発揮します。

イチゴなどにも含まれている、エラグ酸というポリフェノールには美白効果があるので化粧品などにも配合されています。さらに、フェルラ酸というポリフェノールには抗癌作用、発がん抑制作用、認知症の予防効果が期待されています。

効果効能
抗酸化作用、老化防止、LDL(悪玉)コレステロールの低下作用、動脈硬化の予防、視力改善、眼精疲労の改善、抗菌作用、美肌効果、がん予防、認知症の予防。

注意点
特になし