アケビ(木通)の栄養素と効果効能の解説

アケビ(木通)



どんなもの?
アケビは、日本または東アジア原産のアケビ科アケビ属のつる性落葉低木。葉は5枚の小葉からなる掌状複葉で、9月から10月に5~6cmの長楕円形の果実をつけます。果肉は半透明で甘い。

アケビの語源は、実が熟すと果皮が割れるので「開け実(あけみ)」から「アケビ」になったという説と、開いた実が「あくび」をしているように見えるとこから「アケビ」になったという説があります。ちなみに英語名も和名と同じ「akebi」です。
あけび

カロリーは100gあたり・・・果肉、生 82kcal

果肉の成分は、糖質、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、食物繊維などをバランスよく含みます。

アケビはビタミンCがみかんの約2倍と多く、免疫力向上や美肌効果が見込めます。また、豊富な糖質(桃やメロンの2倍)により、病中病後の体力回復を助け、日常生活での疲労回復にも有効です。

アケビ又はミツバアケビのつる性の茎は木通(もくつう)と呼ばれ、利尿作用、 抗炎症作用、胃液分泌抑制作用などがあります。木通(もくつう)は生薬として日本薬局方にも収載されています。

効果効能
・果実には、病中病後の体力回復、免疫力向上、疲労回復効果、美肌効果。

・つる性の茎の部分には、利尿作用、むくみの改善、抗炎症作用。


注意点
日本薬局方に収載されている木通(もくつう)は、アケビ又はミツバアケビの茎です。似たものに関木通(かんもくつう)という生薬がありますが、キダチウマノスズクサという別物です。こちらにも同様に利尿作用がありますが、腎毒性のあるアリストロキア酸を含んでいるので注意して下さい。中国では関木通(かんもくつう)を単に木通と表示して流通させているそうです。

アケビ(果肉、生) 100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
77.1g 0.5g 0.1g 22.0g 0.3g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.07mg 0.03mg 0.08mg 0μg 0.3mg
0μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
30μg 0.29mg 0μg 65mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 0mg 95mg 11mg
0.2mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
14mg 22mg 0.3mg 0.1mg 0.09mg 0.15mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.6g 0.5g