杏(あんず)の栄養素と効果効能の解説

杏(あんず)



どんなもの?
杏(あんず)は、中国の原産のバラ科サクラ属の落葉高木で、果樹として広く世界で栽培されています。別名:アプリコット。旬は6月~7月。生食ができる種類もありますが、酸味が強い果物なので、干したものやシロップ漬けが中心となっています。
アンズ

カロリーは100gあたり・・・(生)36kcal、(乾)288kcal

成分としては、水分、糖質、ビタミンA(βカロテン、βクリプトキサンチン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、食物繊維などを含みます。

アンズはβカロテンが豊富で100gあたり1400μg含まれます。(干したアンズは100g当たり4800μg)。これは果物類では断トツの1位です。βカロテンは、抗酸化作用により病気や老化の原因となる活性酸素の発生を抑える作用、免疫活性作用、発がん抑制作用があります。同じく抗酸化作用を持つビタミンEの含有量も多い。

また、クエン酸、リンゴ酸などの有機酸には食欲増進や疲労回復効果があり、干したアンズは食物繊維が100gあたり9.8gと豊富で便秘の改善、整腸作用が期待できます。

杏の種子は、杏仁(きょうにん)と呼ばれ、漢方の杏蘇散(きょうそさん)、麻黄湯(まおうとう)などに配合され、咳止め、痰切り、頭痛、喘息(ぜんそく)などに症状に用います。種子には劣りますが、生の実や干した実にも薬効はあります。

効果効能
免疫力向上、感染症の予防、がん予防、疲労回復、鎮咳、去痰、鎮静作用、整腸作用。


注意点
特になし。

アンズ(生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
89.8g 1.0g 0.3g 8.5g 0.4g 5%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
βカロテン βクリプト 0.02mg 0.02mg 0.05mg 0μg 0mg
1400μg 190μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
2μg 0.30mg 0.5μg 3mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 2mg 200mg 9mg
1.7mg 0.1mg 0.1mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
8mg 15mg 0.3mg 0.1mg 0.04mg 0.21mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 1μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.6g 1.0g