小豆の栄養素と効果効能の解説

小豆(あずき)



どんなもの?
小豆はマメ科の一年生作物で、古くから食用に広く栽培され、主に和菓子の餡(あん)や赤飯などに用いられています。かつては商品先物市場で仕手戦の対象になったことから「赤いダイヤ」と呼ばれたこともあります。
アズキ

カロリーは100gあたり・・・(乾)339kcal、(ゆで)143kcal

成分としては、糖質、タンパク質、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、食物繊維などを含みます。

小豆の主成分は糖質とタンパク質ですが、ビタミンB1、カリウム、食物繊維も豊富に含まれます。糖質は即効性のエネルギー源となり、良質なタンパク質は体力向上、代謝活動の促進に役立ちます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに分解するときの補酵素となるので疲労からの回復を早め、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので高血圧の予防に有用です。また、不溶性が中心の豊富な食物繊維には整腸作用や大腸がんの予防効果があります。

小豆の外皮にはアントシアニンやサポニンが存在します。アントシアニンには強い抗酸化作用があり、サポニンには利尿作用、血糖抑制作用、鎮咳・去痰作用、動脈硬化の予防、血栓予防などの効果があります。

効果効能
疲労回復、利尿作用、むくみの改善、動脈硬化の予防、高血圧の予防、整腸作用、便秘の改善、大腸がんの予防、鎮咳・去痰作用。


注意点
サポニンには溶血作用があるが、普通に食べる分には問題ありません。

小豆(全粒、乾)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
15.5g 20.3g 2.2g 58.7g 3.3g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.45mg 0.16mg 0.39mg 0μg 2.2mg
0μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
130μg 1.0mg 9.6μg 0mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 8μg 1mg 1500mg 75mg
0.1mg 0.2mg 3.0mg 10.7mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
120mg 350mg 5.4mg 2.3mg 0.67mg 0mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
1μg 2μg 210μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
1.2g 16.6g 0.27g 0.07g 0.55g