ブリ(ハマチ)の栄養素と効果効能の解説

ぶり(はまち)



どんなもの?
ぶり(鰤)は、スズキ目アジ科に分類される海産の硬骨魚。関東では、わかし→いなだ→わらさ→ぶり。関西では、つばす→はまち→めじろ→ぶりの順に呼び名が変わる出世魚の代表格です。出世するので縁起が良いとされ、西日本では祝い事に欠かせない魚となっています。刺し身にしても料理にしてもおいしい魚で、特に脂がのった冬の「寒ブリ」は美味とされる。
ぶり(はまち)

カロリーは100gあたり・・・(ブリ成魚/生)257kcal、(ハマチ養殖/生)256kcal

成分としては、タンパク質、脂質、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、セレン、鉄、亜鉛、ヨウ素などを含みます。

ブリにもハマチにも良質なタンパク質と脂質が豊富に含まれています。良質なタンパク質は免疫機能を高めたり、疲労回復効果があります。

脂質を構成する脂肪酸には、多価不飽和脂肪酸のオメガ3系に分類されるドコサヘキサエン酸(DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれています。EPAには血小板を凝集させる物質の生成を抑えて血液をサラサラにする作用や血中の悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪を減らす働きがあります。DHAにもEPA同様に血小板を凝集させる物質の生成を抑えて血液をサラサラにする作用があります。また、DHAは生体内では脳や神経組織に多く存在し、脳細胞内のDHA量が減ると機能が低下して情報伝達がスムーズにいかなくなるため、記憶力の向上、アルツハイマー病の予防改善に有効であるといわれています。

効果効能
疲労回復、免疫力向上、血液サラサラ、抗血栓作用、動脈硬化の予防、高血圧の予防、高脂血症の改善、記憶力向上、認知症の予防改善。


注意点
脂が多く高カロリーなので食べ過ぎには注意しましょう。

ブリ(成魚、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
59.6g 21.4g 17.6g 0.3g 1.1g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.23mg 0.36mg 0.42mg 3.8μg 9.5mg
50μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
7μg 1.01mg 7.7μg 2mg 8μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 32mg 380mg 5mg
2.0mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
26mg 130mg 1.3mg 0.7mg 0.08mg 0.01mg 24μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
57μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 72mg
0g 0g 4.42g 4.35g 3.72g