エビの栄養素と効果効能の解説

エビ(海老・蝦)



どんなもの?
エビは、エビ目(十脚類)の甲殻類の一群(長尾類)の総称。エビは世界に約3000種ほど生息しており、日本だけでも約700種確認されています。エビという漢字は海に老と書きます。これは腰の曲がった姿が老人をイメージさせるところからきています。また、腰が曲がるまで長生きできるということで、縁起のよい食材でもあります。旬は6月~11月。
エビ
カロリーは100gあたり・・・(車エビ、養殖、生)97kcal、(伊勢エビ、生)92kcal、(甘エビ、生)87kcal

成分としては、各種アミノ酸で構成される良質なタンパク質、ビタミンA、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンE、カルシウム、鉄、マグネシウム、リン、セレン、カリウム、亜鉛、コレステロール、キチン、タウリン、アスタキサンチンなどを含みます。

エビの特徴としては、高タンパク低脂肪で、ビタミンEの含有量が比較的多いことです。アルギニンなどを含む良質なタンパク質は、疲労回復、滋養強壮、免疫力向上に有効で、強い抗酸化作用を持つビタミンEは細胞の酸化を抑え老化を予防する効果や、女性ホルモン・男性ホルモンの生成分泌に関与し生殖機能を維持する作用があります。

エビに含まれるタウリン(アミノ酸の一種)には、血中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やす作用、血圧を正常に保つ作用があります、

外殻に含まれる動物性食物繊維のキチン・キトサンには、血中の悪玉コレステロールを下げる作用、免疫活性作用、肥満防止、整腸作用などがあります。また、天然の赤い色素であるアスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、老化や病気の原因となる活性酸素を抑える作用や眼精疲労を改善する効果があります。どちらの物資もサプリメントなどに利用されています。

効果効能
免疫力向上、疲労回復、滋養強壮、老化防止、動脈硬化の予防、高血圧の予防。

アスタキサンチン=眼精疲労の改善。


注意点
エビはアレルギー発生頻度が高く加工食品への表示が義務付けられている食品です。アレルギーの原因となる食品一覧 昔は伊勢地方でとれたものを伊勢エビと呼んで区別していたが、今では最大の産地となっている千葉県でとれたものも伊勢エビと呼んでいます。

クルマエビ(養殖、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
76.1g 21.6g 0.6g 0g 1.7g 55%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.11mg 0.06mg 0.12mg 1.9μg 3.8mg
0μg 49μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
23μg 1.11mg 2.6μg 0mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 170mg 430mg 41mg
1.8mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
46mg 310mg 0.5mg 1.4mg 0.42mg 0.02mg 4μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
35μg 0μg 1μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 170mg
0g 0g 0.08g 0.05g 0.12g