フダンソウ(不断草)/スイスチャードの栄養素と効果効能の解説

フダンソウ(不断草)/スイスチャード



どんなもの?
ふだんそう(不断草)は、南ヨーロッパが原産のアカザ科フダンソウ属の越年草。茎は高さ1~1.5メートルで葉は長楕円形です。季節に関係なく収穫できるので不断草といいます。別名:スイスチャード(Swiss chard)
ふだんそう(不断草)

カロリーは100gあたり・・・(葉、生)19kcal

成分としては、水分が92.2%、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6 、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マンガン、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、食物繊維などを含みます。

ふだん草は非常に栄養価に優れた野菜で、葉酸とビタミンKを除けばすべてホウレンソウに匹敵するかそれを上回ります。特にカリウムの含有量(100gあたり1200mg)は、ホウレンソウの2倍近くあり、葉野菜の中では断トツの多さです。豊富なカリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、高血圧の予防に効果があります。

暑い時期に大量に汗をかくと、カリウムが汗とともに排泄されてしまうので低カリウム状態になります。そうなると食欲がなくなったり、疲れやすくなったりする、いわゆる夏バテの症状が現れます。フダンソウの豊富なカリウムは夏バテの改善にも効果があります。

また、豊富なビタミンA(βカロテン)には抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素の発生を抑える作用、免疫力の向上、発がん抑制作用、粘膜や肌の健康を保つ効果があります。さらに、不断草はマンガンの含有量も野菜類のなかではトップクラスです。鉄は貧血の予防に役立ち、マンガンはインスリンの生成に関与しているので血糖値の上昇を抑制する働きがあります。

効果効能
高血圧の予防、動脈硬化の予防、利尿作用、むくみの改善、免疫力向上、美肌効果、夏バテの改善、血糖値の上昇を抑制、糖尿病の予防、貧血の予防。


注意点
カリウムの含有量が非常に多いので、腎臓機能が低下している人が多量摂取すると高カリウム血症を起こすことがあるので注意して下さい。

ふだんそう(葉、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
92.2g 2.0g 0.1g 3.7g 1.9g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.07mg 0.23mg 0.25mg 0μg 0.4mg
0μg 3700μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
120μg 0.53mg 0μg 19mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 180μg 71mg 1200mg 75mg
1.7mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
74mg 33mg 3.6mg 0.3mg 0.06mg 3.6mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.5g 2.8g