ヒラマサの栄養素と効果効能の解説

ヒラマサ(平政)



どんなもの?
ヒラマサは、スズキ目アジ科ブリ属の海産の硬骨魚。体長は80cm~1mになり、ブリとそっくりな外見をしています。ブリは基本的に群れで行動するため漁獲量が比較的多いが、ヒラマサは小さな群れか単独で行動するため、漁獲量が極端に少なく、市場では高級魚扱いとなっています。養殖もされていますが、味はやはり天然物の方が美味い。刺し身、照り焼き、塩焼き、煮付けなどで食べる。旬は7月~9月。
ヒラマサ
カロリーは100gあたり・・・(生)142kcal

成分としては、タンパク質、脂質、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛などを含みます。

ヒラマサは運動量が多く時速50km以上で泳ぐことができる魚なので、筋肉質で身が締まっています。そのためタンパク質はブリよりも多く含まれています。その代わり脂質はブリの1/4程度と少な目でカロリーも半分程度です。脂質は少ないといっても、体に良い一価不飽和脂肪酸のオレイン酸、多価不飽和脂肪酸のオメガ3系に分類されるドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)もしっかりと含まれています。

良質なタンパク質には免疫機能の向上、体力向上、疲労回復効果があり、不飽和脂肪酸には血液をサラサラにする作用や血中の悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪を減らす働きがあります。

ブリとヒラマサの見分け方は、体の黄色の帯がヒラマサの方が濃くはっきりしていることや、ヒラマサは胸ビレが腹ビレより短いこと。ブリは胸ビレと腹ビレがほぼ同じ長さなのでそれで区別がつく。
図解-ブリとヒラマサの見分け方
効果効能
疲労回復、免疫力向上、動脈硬化の予防、高血圧の予防、高脂血症の改善。


注意点
大きな個体ではシガテラ中毒が発生したことがあるので注意が必要。

ひらまさ(生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
71.1g 22.6g 4.9g 0.1g 1.3g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.20mg 0.14mg 0.52mg 2.1μg 7.6mg
19μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
8μg 0.26mg 0μg 3mg 5.0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 47mg 450mg 12mg
1.4mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
36mg 300mg 0.4mg 0.7mg 0.04mg 0.01mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 68mg
0g 0g 1.09g 1.15g 1.18g