ホヤの栄養素と効果効能の解説

ホヤ(海鞘、老海鼠)



どんなもの?
ホヤは脊索動物門尾索動物亜門ホヤ綱に属する海産生物。体長は10~20cm、直径は10cm前後でパイナップルのような形になる。体に入水孔と出口である出水孔を持ち、体は被嚢(ひのう)と呼ばれる組織で覆われています。

食用にするのはマボヤとアカボヤですが、流通量は東北で養殖が盛んなマボヤが多い。食べ方はマボヤ・アカボヤとも外皮を剥いて中身を刺し身、酢の物、和え物、唐揚げなどにする。ホヤは形容しがたい独特の匂いがあり、好き嫌いがはっきり別れる食材です。旬は5~7月。
マボヤ/アカボヤ

カロリーは100gあたり・・・(生)30kcal

主な成分としては、水分、タンパク質、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛などを含みます。

ビタミンの含有量はどれもわずかですが、ミネラル分は豊富に含まれます。特に鉄と亜鉛が多く含まれ、鉄は貧血の予防、亜鉛は味覚を正常に保ち、皮膚や粘膜の健康維持を助ける効果があります。亜鉛が不足すると男性の場合は精子数が減少するなどの性機能障害、女性の場合は生理不順などの原因となることがあります。

また、含硫アミノ酸の一種であるタウリンには、胆汁酸やインスリンの分泌促進作用、血圧を正常に保つ作用、血中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やす作用、心筋の働きを正常に保つ作用などがあります。

効果効能
貧血の予防、味覚を正常に保つ、動脈硬化の予防。


注意点
塩分が多いので食べ過ぎには注意する。

ほや(生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
88.8g 5.0g 0.8g 0.8g 4.6g 80%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.01mg 0.13mg 0.02mg 3.8μg 0.5mg
0μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
32μg 0.33mg 0μg 3mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 1300mg 570mg 32mg
1.2mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
41mg 55mg 5.7mg 5.3mg 0.19mg 0mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 33mg
0g 0g 0.14g 0.11g 0.23g