キクラゲ(木耳)の栄養素と効果効能の解説

キクラゲ(木耳)



どんなもの?
キクラゲは、担子菌類のきのこで、主に広葉樹などの朽木や切り株に群生します。木耳という漢字は形が人間の耳に似ているところからきています。「あらげきくらげ」は肉質が厚く、背面が毛ば立っており、「きくらげ」は肉質が薄いのが特徴。
きくらげ
カロリーは100gあたり・・・あらげきくらげ(乾)171kcal、あらげきくらげ(ゆで)35kcal、きくらげ(乾)167kcal、きくらげ(ゆで)13kcal

主な成分として、炭水化物、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸)、ビタミンD、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、エルゴステリン、不溶性食物繊維などを含みます。

キクラゲは朽木を栄養分とするので、その木が持つ薬効を受け継ぐ特徴がありますが、一般的には動脈硬化や高血圧を予防する作用があります。また、キクラゲにはビタミンDが豊富に含まれます。ビタミンDは血中のカルシウムを骨に運んだり、腸からのカルシウムの吸収を高め骨や歯を丈夫にする働きがあります。体内でビタミンDが不足すると、子供ではくる病、大人では骨軟化症、高齢者では骨粗しょう症の原因となるので、キクラゲの豊富なビタミンDはこれの予防に役立ちます。ちなみにビタミンDは日光を浴びることで体内でも生産されます。

また、キクラゲは不溶性食物繊維が100gあたり5.2gと豊富です。不溶性食物繊維は大腸で水分を吸収して便のかさを増やし、腸壁を刺激して蠕動運動を促すので、便秘の予防改善につながります。また、便が腸内の有害物質を外へ追い出す働きが水溶性食物繊維より強いので、大腸がんの予防にも有効です。

キノコ類は低カロリーなのでダイエット食としても有効です。

効果効能
血中コレステロールを下げる、動脈硬化の予防、高血圧の予防、骨粗しょう症の予防、整腸作用、大腸がんの予防、ダイエット。


注意点
キクラゲと有毒のクロハナビラタケは形が似ているので、自分で採取するときは注意が必要です。

きくらげ(茹で)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
93.8g 0.6g 0.2g 5.2g 0.2g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.01mg 0.06mg 0.01mg 0μg 0mg
0μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
2μg 0mg 0μg 0mg 39.4μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 9mg 37mg 25mg
0mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
27mg 10mg 0.7mg 0.2mg 0.03mg 0.53mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0g 5.2g 0.03g 0.03g 0.06g