ミルクイの栄養素と効果効能の解説

ミルクイ(海松食・水松食)



どんなもの?
ミルクイ(海松食・水松食)は、殻長14cm、殻幅5.5cm、殻高9cmに達するバカガイ科ミルクイ属の二枚貝。北海道から九州の内湾の砂泥底に生息しているが、近年資源量は大きく減少している。大きく発達した水管に海松(みる)という海藻が付着することがあり、それが海松(みる)を食べているように見えることから「海松食い(ミルクイ)」という名になった。

市場にはミルクイの代替品としてナミガイが多く出回っています。ナミガイは水管部が白いのでシロミルと呼ばれ、本物はホンミルクロミルと呼ばれています。ミルクイはヒモや貝柱も食べられますが、主に発達した水管部を寿司ネタにしたり、刺し身や塩焼きなどにして食べます。
ミルクイ

カロリーは100gあたり・・・(水管、生)82kcal

主な成分としては、タンパク質、脂質、ビタミンB群(ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛などを含みます。

ミルクイには含硫アミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれています。タウリンには胆汁酸やインスリンの分泌促進作用、血圧を正常に保つ作用、血糖低下作用、肝機能の改善、血中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やす作用、心筋の働きを正常に保つ作用などがあります。

ミネラル類では、高血圧を予防するカリウム、貧血を予防する鉄、骨の代謝を正常に維持して血液循環を正常に保つマグネシウムが豊富です。また、貝類の中ではタンパク質の多さもトップクラスです。

効果効能
高血圧の予防、動脈硬化の予防、高脂血症の改善、肝機能の改善、うっ血性心不全の改善、血糖値の低下作用、糖尿病の予防改善、貧血の予防改善。


注意点
特になし。

みるくい(水管、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
78.9g 18.3g 0.4g 0.3g 2.1g 80%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0mg 0.14mg 0.05mg 9.1μg 2.0mg
0μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
13μg 0.64mg 0μg 1mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 330mg 420mg 55mg
0.6mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
75mg 160mg 3.3mg 1.0mg 0.04mg 0.16mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 36mg
0g 0g 0.04g 0.02g 0.05g