モロヘイヤの栄養素と効果効能の解説

モロヘイヤ(シマツナソ)



どんなもの?
モロヘイヤは、地中海東部原産のシナノキ科の多年草。あのクレオパトラも好んで食べていたといわれるほど、中東では古くから食べられていました。和名はシマツナソ、タイワンツナソ。旬は6月~8月。
モロヘイヤ

カロリーは100gあたり・・・(茎葉、生)38kcal

モロヘイヤが日本に入ってきたのは1980年台からで、まだ新顔の野菜と言えますが、この新顔の栄養素は半端ではありません。

抗酸化作用により病気や老化の原因となる活性酸素の発生を抑えるβカロテンは、豊富と言われているニンジンの1.3倍、ほうれん草の2.4倍多く含まれます。また、カルシウムは、ほうれん草の5倍、茹でても牛乳の2倍近くある。他にも葉酸を始めとするビタミンB群はバランス・量ともすぐれ、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、カリウム、食物繊維なども非常に豊富で効能を書き出したらきりがないほどです。さらに、独特のぬめり成分は糖たんぱく質のムチンによるもので、胃の粘膜を保護し、タンパク質の消化を助ける作用もあります。

モロヘイヤの語源は、重病を患ったエジプトの王様がモロヘイヤを食べ回復したという故事から、アラビア語で「王様の野菜(ムルキイヤ)」からきているといわれています。栄養素から見ても王様と呼ばれるにふさわしい健康野菜なのは間違いありません。

効果効能
免疫力向上、眼精疲労の改善、疲労回復、滋養強壮、高血圧の予防、動脈硬化の予防、老化防止、利尿作用、骨粗鬆症の予防、貧血予防、胃腸病の改善、便秘の改善、がん予防。


注意点
ビタミンKの含有量が高いので、ワーファリンなど抗凝固剤を服用している人は注意する。

モロヘイヤ(茎葉、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
86.1g 4.8g 0.5g 6.3g 2.1g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
βカロテン βクリプト 0.18mg 0.42mg 0.35mg 0μg 1.1mg
1万μg 76μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
250μg 1.83mg 13.6μg 65mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 640μg 1mg 530mg 260mg
6.5mg 0mg 0.5mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
46mg 110mg 1.0mg 0.6mg 0.33mg 1.32mg 4μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
1μg 2μg 15μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
1.3g 4.6g