パパイアの栄養素と効果効能の解説

パパイア



どんなもの?
パパイアは、メキシコ原産のパパイア科パパイア属の常緑小高木。ほとんどがフィリピンやハワイからの輸入品ですが、沖縄や宮崎などでも栽培されています。

パパイアには、ビタミンA(βカロテン、βクリプトキサンチン)、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、各種ミネラルがバランスよく含まれ、特にビタミンCとビタミンAが豊富です。どちらのビタミンにも免疫力を向上させる作用、抗酸化作用により老化の原因となる活性酸素の発生を抑える作用があり、感染症の予防、美肌効果、疲労回復、生活習慣病の予防が期待できます。
パパイヤ

カロリーは100gあたり・・・(完熟、生)38kcal

また、パパイアにはパパインなどのタンパク質分解酵素が豊富に含まれるので、肉料理の消化吸収をよくして、胃腸への負担を軽くしてくれるメリットもあります。

人間の細胞内には、カルパインというタンパク質を切断する酵素があり、それがパパイアにも含まれていることから、パパイアに抗がん作用があるとして話題になった時期がありました。ただ、カルパインの機能不全が人をアルツハイマー病やガンにさせるというのは仮説であり、カルパインが体内でどのように機能しているのかもまだ解明されていません。まして、パパイアのカルパインが抗がん作用を持つというのはかなり無理のある話です。ただ、プロビタミンAのβクリプトキサンチンには発がん抑制作用があります。

効果効能
免疫力向上、感染症の予防、疲労回復、美肌効果、消化吸収の促進、がん予防。


注意点
未熟果なパパイヤを食べると舌がしびれることがあります。パパイアの匂いが苦手な方は、柑橘類の絞り汁をかけると匂いがやわらぎ食べやすくなります。

パパイア(完熟、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
89.2g 0.5g 0.2g 9.5g 0.6g 35%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
βクリプト βカロテン 0.02mg 0.04mg 0.01mg 0μg 0.3mg
820μg 480μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
44μg 0.42mg 0.2μg 50mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 6mg 210mg 20mg
0.3mg 0mg 0.3mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
26mg 11mg 0.2mg 0.1mg 0.05mg 0.04mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 1μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.7g 1.5g