サザエの栄養素と効果効能の解説

サザエ(栄螺)



どんなもの?
サザエは、サザエ科リュウテン属の巻貝。殻高は最終的に12cm程度になり、殻はゴツゴツしていて重く、食べるエサ(海藻)の影響で縁や褐色などが混じった複雑な模様になります。成長につれて殼に突起(角)を生じるが、大きさや密度はそれぞれ異なり、中には全く角をつけないものもあります。角のない若い個体は「姫さざえ」と呼ばれています。サザエは殼ごと焼く「つぼ焼き」が有名で、旬は初夏から夏。
さざえ

カロリーは100gあたり・・・(生)89kcal、(焼き)97kcal

主な成分としては、タンパク質、ビタミンA(βカロテン、αカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12 、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、ヨウ素、モリブデン、クロム、セレンなどを含みます。

サザエにはビタミン・ミネラル類がバランスよく含まれ、貝類のなかではタンパク質(100gあたり19.4g)も多い方です。なかでも含硫アミノ酸の一種であるタウリンの含有量はトップクラスです。タウリンには胆汁酸やインスリンの分泌促進作用、血圧を正常に保つ作用、血中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やす作用、心筋の働きを正常に保つ作用などがあります。

さらに、サザエはアルギニン(子供は体内で合成できないので必須アミノ酸)の含有量も100gあたり1600mgと魚介類ではトップクラスです。アルギニンには成長ホルモンの分泌を促進する作用、免疫力を向上させ感染症を予防する効果、狭心症、うっ血性心疾患、末梢血管疾患、勃起不全などに対しても有効性が示されています。

効果効能
免疫力向上、滋養強壮、高血圧の予防改善、動脈硬化の予防改善、高脂血症の改善、肝機能の改善、うっ血性心不全の改善、血糖値の低下作用、糖尿病の予防改善。


注意点
特になし。

さざえ(生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
78.0g 19.4g 0.4g 0.8g 1.4g 85%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
αカロテン βカロテン 0.04mg 0.09mg 0.05mg 1.3μg 1.7mg
44μg 340μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
16μg 0.24mg 1.9μg 1mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 3μg 240mg 250mg 22mg
2.3mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
54mg 140mg 0.8mg 2.2mg 0.39mg 0.02mg 97μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
19μg 6μg 5μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 140mg
0g 0g 0.05g 0.02g 0.06g