シシャモの栄養素と効果効能の解説

シシャモ(柳葉魚)



どんなもの?
シシャモは、日本固有のキュウリウオ科シシャモ属の硬骨魚で、生息域は北海道の太平洋岸に限定されます。ししゃもの語源はアイヌ語の「スス・ハム(柳の葉)」に由来し、柳の葉が水に落ちて朽ちるのを哀れんだアイヌの神様が魚に変えたという説や、飢えに苦しむ人々を救うためアイヌの神様が柳の葉を魚に変えたという説があります。別名でスス・ハム、スサム。
ししゃも
カロリーは100gあたり・・・(シシャモ 生干し、生)166kacal、(カラフトシシャモ 生干し、生)177kacal

シシャモは漁獲量が少なく、漁期も10~11月に限定されているため、現在市場に出回っているほとんどが川に遡上せず一生を海で過ごすカラフトシシャモ(キャペリン)と呼ばれる魚です。人気のある「子持シシャモ」の約9割はノルウェー産などのカラフトシシャモです。本シシャモは上の写真のように飴色で旬は秋。カラフトシシャモの旬は晩春から初夏にかけて。
カラフトシシャモ
成分としては、どちらもタンパク質、脂質、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB群(ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、ヨウ素、セレン、リン、鉄、銅、亜鉛などを含みます。

シシャモは良質なタンパク質を豊富に含み、漁期にあたる10月~11月は脂が抜けている時期なので脂質が少ないのが特徴です。(カラフトシシャモはシシャモに比べて脂質が多くタンパク質は少なめ)

シシャモは頭から尾まで丸ごと食べられるので、骨のカルシウムや皮のまわりや内蔵に多いビタミン・ミネラルを余さず摂取できるのも魅力です。豊富なカルシウムは骨粗しょう症を予防するだけでなく、精神を安定させる働きもあります。また、脂質の代謝を促進するビタミンB2や抗酸化作用がビタミンEの500倍といわれるセレンの含有量も多い。

効果効能
体力向上、骨粗鬆症の予防、精神安定作用、老化防止。


注意点
特になし。

カラフトシシャモ(生干し、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
69.3g 15.6g 11.6g 0.5g 3.0g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0mg 0.31mg 0.08mg 8.7μg 1.5mg
120μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
21μg 1.20mg 17.1μg 1mg 1μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 590mg 200mg 350mg
1.6mg 0mg 0.1mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
55mg 360mg 1.4mg 2.0mg 0.06mg 0.04mg 27μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
41μg 1μg 1μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 290mg
0g 0g 1.95g 5.52g 2.03g