シソの栄養素と効果効能の解説

シソ(紫蘇)



どんなもの?
シソは、中国原産のシソ科の一年草。日本に渡来したのは平安時代と言われています。シソには、葉が緑色の「青じそ」、紅紫色の「赤じそ」、葉の表が緑色で裏が紅紫色の「片面じそ」などがありますが、栄養価的には大きな違いはありません。赤じその旬は6月~8月。青じそは通年出回りますが、7月~9月が旬。
赤じそ/青じそ
カロリーは100gあたり・・・(葉、生)37kcal、(実、生)41kcal

成分としては、水分、糖質、ビタミンA(βカロテン)、(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、食物繊維などを含みます。

シソの効能としては香り成分のペリルアルデヒドがあげられます。ペリルアルデヒドは胃液の分泌を促し食欲を増進したり、殺菌作用、防腐効果、解毒作用があります。刺し身のツマに防腐効果のあるシソが利用されるのは理に適ったことです。過度な期待は禁物ですが、夏場はお弁当などにシソの葉を入れておくと食中毒の予防にもなります。

シソの葉にはβカロテンが100gあたり11,000μgと豊富に含まれます。これは全食品の中でもトップクラスの含有量です。ビタミンA(βカロテン)には、抗酸化作用により老化の原因となる活性酸素の発生を抑える作用、免疫力の向上、肌の健康維持、発がん抑制作用などがあります。また、野菜類の中ではビタミンKとカルシウムの含有量もトップクラスです。どちらも骨の健康維持に欠かせないビタミン・ミネラルです。ただ、シソは香味野菜でたくさん食べる(食べられる)ものではないので、その辺は割り引いて考えて下さい。

漢方では、自律神経失調症などに用いる、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)にシソの葉を配合しています。

効果効能
健胃、食欲増進、血行促進、免疫力向上、精神安定、花粉症の改善、美肌効果、発がん抑制作用、防腐効果、解毒作用。


注意点
特になし。

シソ(葉、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
86.7g 3.9g 0.1g 7.5g 1.7g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.13mg 0.34mg 0.19mg 0μg 1.0mg
0μg 1万1千μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
110μg 1.0mg 5.1μg 26mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 690μg 1mg 500mg 230mg
3.9mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
70mg 70mg 1.7mg 1.3mg 0.20mg 2.01mg 6μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
1μg 2μg 30μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.8g 6.5g