春菊(シュンギク)の栄養素と効果効能の解説

春菊(シュンギク)



どんなもの?
春菊(しゅんぎく)は、地中海地方原産のキク科シュンギク属の一年生または二年生作物。春菊というと、独特の香りで鍋料理には欠かせませんが、どちらかというと脇役的なイメージが強い野菜です。しかし、栄養価の面ではとても優れたものを持っています。
しゅんぎく

カロリーは100gあたり・・・(葉、生)22kcal

主な成分は、水分、炭水化物、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、食物繊維などが含まれます。

特に注目されるのはビタミンA(βカロテン)の含有量で野菜類の中ではトップクラスです。豊富なビタミンA(βカロテン)には抗酸化作用があり、病気や老化原因となる活性酸素の発生を抑える作用、免疫力の向上、発がん抑制作用、眼球乾燥の予防、粘膜や肌の健康を保つ効果があります。

春菊には、カルシウムや骨にカルシウムの定着させるビタミンKも豊富なので、骨粗鬆症の予防改善にも有効です。また、ビタミンB群の葉酸も野菜の中では多い方。葉酸は「造血のビタミン」と呼ばれ、ビタミンB12と協調し赤血球合成に関与するので貧血の改善に効果が見込めます。

効果効能
免疫力向上、感染症の予防、老化防止、ドライアイ・眼精疲労の改善、骨粗鬆症の予防、貧血の改善、がん予防。


注意点
キク科植物にアレルギーのある人は避けて下さい。

しゅんぎく(葉、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
91.8g 2.3g 0.3g 3.9g 1.4g 1%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.10mg 0.16mg 0.13mg 0μg 0.8mg
0μg 4500μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
190μg 0.23mg 3.5μg 19mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 250μg 73mg 460mg 120mg
1.7mg 0mg 0.1mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
26mg 44mg 1.7mg 0.2mg 0.10mg 0.40mg 5μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
2μg 2μg 12μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.8g 2.4g 0.02g 0.01g 0.10g