ショウガの栄養素と効果効能の解説

生姜(しょうが)



どんなもの?
生姜(ショウガ)は、熱帯アジア原産のショウガ科の多年草。日本には2~3世紀ごろに中国より伝わり、奈良時代には栽培が始まった歴史の古い野菜です。中国では紀元前500年頃から薬用として利用され、ヨーロッパでは乾燥したものをスパイスとして使うのが一般的です。生しょうがを食べるのは日本独特の食習慣といえます。
ショウガ
カロリーは100gあたり・・・(生姜、根茎、生)30kcal、(葉生姜、根茎、生)11kcal

成分としては、水分、糖質、ビタミンA(βカロテン、αカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、食物繊維などを含みます。

ショウガはビタミンやミネラルの含有量はわずかなので栄養素的な期待はできません。しかし、それを上回る薬効が辛み成分や香り成分に含まれています。辛み成分のジンゲロールやショウガオールには、血行促進作用、消化促進、殺菌作用があり、香り成分のジンギベロールには、消炎、消臭、解毒作用などがあります。また、ドイツの薬用植物評価委員会では、乗り物酔いに対しての使用を承認しています。

中国では「飯不香 食生姜」(食欲がない時は生姜をたべよ)ということわざがあるほど、生姜は胃腸の調子を整え、食欲を増進させる効果があるとされている。

アメリカの国立がん研究所が中心になってまとまられた、天然の植物中に存在する、がん抑制作用がある食品群のリストで、ショウガは上位にランクインしています。

効果効能
風邪の諸症状の緩和、血行促進作用、冷え性の改善、消炎作用、殺菌作用、健胃、食欲増進、消化促進、がん予防、乗り物酔い。


注意点
多量に摂取すると胸焼け、腹部の不快感、下痢などが起こる。

しょうが(根茎、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
91.4g 0.9g 0.3g 6.6g 0.7g 20%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
αカロテン βカロテン 0.03mg 0.02mg 0.13mg 0μg 0.6mg
1μg 4μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
8μg 0.21mg 0.7μg 0.2mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 6mg 270mg 12mg
0.1mg 0mg 0.8mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
27mg 25mg 0.5mg 0.1mg 0.06mg 5.01mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
1μg 1μg 6μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.2g 1.9g