ゆずの栄養素と効果効能の解説

柚子(ユズ)



どんなもの?
柚子(ユズ)は、中国原産のミカン科ミカン属の常緑低木。「桃栗三年柿八年柚子は九年でなりかねる」という言葉は、芽が生えてから果実がとれるようになるまでを例えたもので、どんなものにも相応の年数がかかるという意味です。ユズの九年は、それだけ成長が遅い植物ということです。
ゆず(柚子)

カロリーは100gあたり・・・(果皮、生)59kcal

成分には、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの有機酸、ビタミンA(βクリプトキサンチン)、ビタミンC、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物繊維、精油成分のリモネン、シトラール、ピネンなどを含みます。

ユズの果皮にはビタミンCが豊富に含まれ、その含有量はみかんの5倍あります。ビタミンCには抗酸化作用、免疫力の向上、ストレスへの抵抗力を高める作用がありますが、ユズは酸味が強すぎて生食には適さないので、あまり意味はないでしょう。そもそもユズは食べるというより香りを楽しむものです。日本人はユズの香りが好きで、料理の調味料、最近では酒類、アイス、ケーキ、お菓子などのフレーバーとしても広く使われています。

日本では古くから「ゆず湯に入ると風邪をひかない」といわれ、冬至の日にゆず湯に入る習慣があります。漢方でもユズは入浴剤として高く評価されており、症状によっては積極的にゆず湯に入ることを勧めています。ゆず湯の効能としては、血行促進、湯冷め防止、冷え性の改善、風邪の予防、その他に神経痛、腰痛、打撲の改善にも効果があるとされます。ただ、ユズをたくさん入れると肌がピリピリするので注意して下さい。

ゆずに含まれるリモネンなどの香り成分には、精神を安定させる効果があります。

効果効能
ユズ:免疫力向上、疲労回復、精神安定。

ユズ湯:血行促進、冷え性の改善、風邪予防、神経痛の改善。


注意点
特になし。

ゆず(果皮、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
83.7g 1.2g 0.5g 14.2g 0.4g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βクリプト 0.07mg 0.10mg 0.09mg 0μg 0.5mg
0μg 440μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
21μg 0.89mg 3.6μg 150mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 5mg 140mg 41mg
3.4mg 0mg 0.6mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
15mg 9mg 0.3mg 0.1mg 0.02mg 0.12mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 1μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
3.3g 3.6g