こごみの栄養素と効果効能の解説

こごみ



どんなもの?
こごみは、イワデンダ科クサソテツ属の多年生シダの一種、クサソテツ(草蘇鉄)の若芽のこと。日本各地に自生していますが、東北地方の代表的な山菜として知られ、促成栽培も行われています。少しぬめりがあり、山菜にしては珍しくアクがほとんどないので、そのまま調理できる利点があります。天ぷらにしたり、和え物、おひたし、サラダ、油炒めなど食べ方はさまざま。旬は4月~5月。
コゴミ

カロリーは100gあたり・・・(若芽、生)28kcal

主な成分としては、ビタミンA(βカロテン・αカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、食物繊維などを含みます。

飛び抜けて多い栄養素はありませんが、抗酸化ビタミンのβカロテン、ビタミンC、ビタミンEをバランスよく含んでいる点は評価できます。βカロテンやビタミンEには、抗酸化作用により病気や老化の原因となる活性酸素の発生を抑える作用、免疫活性作用、発がん抑制作用があります。ビタミンCにも抗酸化作用の他、コラーゲンの合成を助け皮膚のシミやシワを防ぐ作用、ストレスに対抗するホルモンの生成を助ける作用があります。

その他ではビタミンB群の葉酸が豊富です。葉酸は動脈硬化の危険因子であるホモシステインという悪玉アミノ酸が増えるのを防いだり、ビタミンB12と協調し赤血球合成に関与することから貧血の予防、胎児の正常な発育を助けるなどの効果があります。

こごみは一度にたくさん食べるものではないので、効果のほどは限定的ですが、不溶性の食物繊維が豊富なので整腸作用も期待できます。

効果効能
免疫力向上、動脈硬化の予防、高血圧の予防改善、老化防止、整腸作用。


注意点
特になし。

こごみ(若芽、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
90.7g 3.0g 0.2g 5.3g 0.8g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
αカロテン βカロテン 0mg 0.12mg 0.03mg 0μg 2.9mg
200μg 1100μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
150μg 0.60mg 0μg 27mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 120μg 1mg 350mg 26mg
1.7mg 0.2mg 0.1mg 0.1mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
31mg 69mg 0.6mg 0.7mg 0.26mg 0.33mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.5g 4.7g