マンゴスチンの栄養素と効果効能の解説

マンゴスチン



どんなもの?
マンゴスチン(mangosteen)は、マレー半島が原産のオトギリソウ科フクギ属の常緑高木果樹。厚い果皮の中にある白い果肉は5~8個に分かれており、甘味と酸味がほどよくブレンドされ美味。クイーン・オブ・フルーツ(果物の女王)と呼ばれ、マンゴー、チェリモヤと並ぶ世界三大美果の一つです。ちなみに果物の王様は、ドリアン・アボガド・マスクメロンなど諸説あります。

マンゴスチン
カロリーは100gあたり・・・(生)67kcal

主な成分としては、水分、糖質、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、食物繊維などを含みます。

果肉は糖質が多いのでカロリーはやや高めですが、消化吸収のよいショ糖、果糖、ブドウ糖は病中病後の体力回復を助け、疲労からの回復を早めてくれる効果があります。ビタミンCは微量ですが、果実類では珍しくビタミンB1が豊富です。ビタミンB1は糖質をエネルギーに分解するときの補酵素となるので、豊富な糖質を効率よくエネルギーに変えてくれます。また、ビタミンB1は脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常に保つ働きもあります。ミネラル類はどれも少な目ですが、骨の形成を促進するマンガンが多い。

マンゴスチンの厚い果皮にはポリフェノールの一種であるキサントン(Xanthone)が多く含まれています。キサントンは強力な抗酸化物質でガン抑制効果が報告されて言います。その他にも民間薬として果皮を粉末にしたものを下痢止めなどに用いてきました。

効果効能
疲労回復、滋養強壮、脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常に保つ、がん予防。


注意点
果皮はインド更紗(さらさ)の染料の原料にもなっており、衣服につくと落ちなくなるので注意。

マンゴスチン(生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
81.5g 0.6g 0.2g 17.5g 0.2g 70%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.11mg 0.03mg 0.04mg 0μg 0.5mg
0μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
20μg 0.33mg 0.6μg 3mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 1mg 100mg 6mg
0.6mg 0.1mg 0.1mg 0.1mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
18mg 12mg 0.1mg 0.2mg 0.07mg 0.35mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
1μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.5g 0.9g