サツマイモの栄養素と効果効能の解説

サツマイモ(薩摩芋)



どんなもの?
サツマイモは、中南米原産のヒルガオ科の一年生作物。日本には17世紀前半に、中国を経て琉球(沖縄)→九州と伝わり、その後、鹿児島(薩摩)などで栽培が開始され、日本各地に広まったので「薩摩芋(サツマイモ)」と呼ばれるようになりました。別名:甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも)、琉球芋(りゅうきゅういも)
さつまいも
カロリーは100gあたり・・・(生)132kcal、(焼き)163kcal、中ぐらいのサツマイモ一本で約260kcal

成分としては、糖質、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、リン、食物繊維などを含みます。

サツマイモの特徴は、ビタミンC、カリウム、食物繊維が多いことです。特に食物繊維はジャガイモの2倍あり、更にサツマイモを切ったときに出てくる白い液体(ヤラピン)には腸の蠕動運動を促し便を柔らかくする作用もあるので、豊富な食物繊維との相乗効果で便秘の改善が期待できます。

βカロテン、ビタミンC、ビタミンEには抗酸化作用があり、免疫力向上、生活習慣病の予防、老化防止、美肌効果などが見込めます。また、サツマイモのビタミンCは、でん粉に守られているので、熱による破壊が少ないという特徴を持っています。カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるので、高血圧の予防改善に効果があります。

効果効能
整腸作用、便秘の改善、免疫力向上、生活習慣病の予防、疲労回復、美肌効果、高血圧の予防改善。


注意点
サツマイモは炭水化物が多く、カロリーはジャガイモの約2倍あるので食べ過ぎには注意。また、カリウムの含有量が多いので、腎臓機能が低下している人が多量摂取すると高カリウム血症を起こす可能性があるので注意する。

さつまいも(生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
66.1g 1.2g 0.2g 31.5g 1.0g 10%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.11mg 0.03mg 0.28mg 0μg 0.8mg
0μg 23μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
49μg 0.96mg 4.0μg 29mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 4mg 470mg 40mg
1.6mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
25mg 46mg 0.7mg 0.2mg 0.18mg 0.44mg 1μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 2μg 4μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 0mg
0.5g 1.8g 0.03g 0g 0.06g