鶏肉(とりにく)の栄養素と効果効能の解説

鶏肉(とりにく)




どんなもの?
鶏肉は、ニワトリの肉のことで、別名「かしわ」とも呼ばれます。鶏肉は脂質のほとんどが皮に含まれるので、皮を除けば高タンパク低カロリーな食材です。
とり肉
鶏のささみは柔らかく消化もいいので病中病後の栄養補給に適しています。また、ささみ、むね皮なし、もも皮なしを選べば、良質なタンパク質を効率よく摂ることができるので、ダイエットや筋トレなどを行っている人にもお勧めです。
鶏肉の部位別カロリー(100gあたり)
手羽(皮つき)211kcal むね(皮つき)191kcal もも(皮つき)200kcal ささみ 105kcal
レバー 111kcal むね(皮なし)108kcal もも(皮なし)116kcal 心臓 207kcal
軟骨 54kcal むね皮のみ 497kcal もも皮のみ 513kcal ひき肉 166kcal

鶏肉の部位別の説明
にわとり
むね肉・・・柔らかく脂質は少なめ。茹でたり蒸したりして、サラダなどにも利用できます。

もも肉・・・むね肉よりかたく脂質も適度にある。

ささみ・・・柔らかく脂質は非常に少ない。胸肉の奥にあり形が笹の葉に似ていることからササミと呼ばれる。

手羽(てば)・・・脂質も適度あり味にこくがある。

皮(かわ)・・・コラーゲンが豊富。約50%が脂質なので最も高カロリーな部位。

レバー・・・牛や豚のレバーとほとんど変わらない栄養素の宝庫。特にビタミンA(レチノール)とビオチンの含有量は牛や豚を上回ります。味は豚や牛よりクセがなく、脂質が少ないのでカロリーは低い。

心臓(ハツ)・・・脂質、ビタミン、ミネラルが豊富。コリコリとした食感。

鶏、加工品のカロリー(100gあたり)
唐揚げ 237kcal マックチキンナゲット 220kcal ササミチーズかつ 190kcal 親子丼(一人前)700kcal

効果効能
スタミナアップ、筋肉強化、疲労回復、免疫力向上、ダイエット。


注意点
鶏(ニワトリ)は一定の頻度でアレルギーを発症することから、加工食品への表示が奨励されています。

鶏肉(むね、皮なし)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
72.8g 24.4g 1.9g 0g 0.9g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.06mg 0.10mg 0.47mg 0.2μg 8.4mg
50μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
5μg 1.13mg 0μg 1mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 20μg 34mg 210mg 5mg
0.1mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
26mg 150mg 0.4mg 0.7mg 0.05mg 0.01mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 73mg
0g 0g 0.40g 0.62g 0.42g