カプサイシンの効果効能と注意点の解説

カプサイシン




どんなもの?
唐辛子(トウガラシ)は、中南米原産のナス科の一年草で、カプサイシンはその唐辛子の辛味成分です。
唐辛子
体内に入ったカプサイシンは、副腎皮質に働きかけてノルアドレナリン、アドレナリンなどのホルモンの分泌を促進させることでエネルギー代謝を活発にして、肝臓や筋肉中のグリコーゲンの分解を促すとともに、体内に蓄積された脂肪を燃焼させるように働きます。

また、最近の研究でカプサイシンには運動をしなくても脂肪を燃やしてくれる「褐色脂肪細胞」を活性化させる働きがあることが分かっています。これらのことからカプサイシンには肥満の予防改善効果が見込め、サプリメントなどにも展開されています。

外用では唐辛子が神経痛などの痛みを一時的に抑え効果があるので、市販の温湿布にもトウガラシエキスが使われています。

効果効能
血行促進、肥満の防止改善。外用で神経痛の緩和。

注意点
唐辛子を多量に摂取すると胃腸を痛めるので注意。サプリメントは決められた用量を守る。