クチナシの効果効能と注意点の解説

クチナシ(梔子・山梔子)




どんなもの?
クチナシは、アカネ科の常緑低木。果実が熟しても割れない(口を開かない)からクチナシという。
クチナシの果実
薬効は果実の部分にあり、成分にイリドイド配糖体のゲニポサイドや色素のクロチン、フラボノイドなどが含まれています。効能としては、鎮痛・鎮静作用、解熱、抗菌作用、鼻出血の防止、不眠の改善などに効果があるとされている。

乾した実は漢方生薬の山梔子(さんしし)として、解熱、消炎、鎮痛・鎮静、止血、黄疸症状などに用いられています。

クチナシの含有色素は黄色の染料(栗きんとんの色出しなど)にも使われています。

効果効能
鎮痛・鎮静作用、解熱、消炎作用、止血作用、不眠症の改善。

注意点
多量摂取は胃腸を痛めるので避ける。