マカの効果効能と注意点の解説

マカ




どんなもの?
マカは、南米ペルーのアンデス山地に植生するアブラナ科の多年生植物。マカの歴史は古く、インカ帝国成立以前の2000年前まで遡ります。すでにインカ帝国の時代には特権階級の食べ物(強壮剤)として珍重されていました。

標高4000~5000mの高地で冬は常時氷点下以下という過酷な環境で育つマカは、土壌の栄養分を吸い尽くすため、一度マカを栽培するとその土地は数年間不毛になるといわれているほどです。

成分としては、各種アミノ酸で構成される良質なタンパク質、炭水化物、糖質、ビタミンB群、鉄銅、亜鉛、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、マンガン、飽和脂肪酸のパルミチン酸、不飽和脂肪酸のリノール酸、オレイン酸、生理活性物質などを含みます。

マカが強壮作用をもたらす仕組みはまだよく分かっていませんが、各種アミノ酸で構成される良質なタンパク質と、亜鉛などのミネラル類の相乗効果によるものだと考えられます。また、マカにはホルモンバランスを整える効果もあるので、女性の更年期障害や生理不順の改善なども期待できます。

効果効能
滋養強壮、精子の生産促進、不妊症、免疫力向上、疲労回復。

注意点
医薬品のような即効性はありません。