オリーブオイル
どんなもの?
オリーブオイル(Olive oil)は、地中海沿岸諸国で古くから利用されている油で、オリーブの果実とその核に含まれている油脂を圧搾して作ります。オリーブオイルの歴史は古く、紀元前4000年頃にはオリーブオイルが利用されていたといわれています。
オリーブ油に多く含まれるオイレン酸(77%)やポリフェノールは、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、心疾患のリスクを下げる効果が研究で確認されています。具体的な数字を示すと、オリーブ油やナッツ類を積極的に食べた人たちは、そうでない人たちと比べて心臓病や脳卒中を発症するリスクが30%減ったという調査結果が米医学誌に発表されています。他にもリノール酸、αリノレン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、β-カロテン、ビタミンE、ビタミンK、植物性スクワランなどが含まれます。
オリーブオイルは、含有するポリフェノールが交感神経を刺激して脂肪の燃焼を促す効果があり、ダイエット中の油としてもお勧めです。また、便を柔らかくし腸の蠕動運動を活発にする作用もあります。
生の新鮮なオリーブ果実から一番最初に油を搾ったものを「バージン・オリーブオイル」といい、更にその中で最高グレードのものを「エキストラバージン・オリーブオイル」と言います。
効果効能
便秘の改善、動脈硬化の予防、心血管疾患、血中コレステロールの低下、高血圧の予防、美肌作用、老化防止。
注意点
妊娠中は食品として摂る分には問題ないが、それ以上の過剰摂取は避ける。まれにアレルギー反応を起こす人がいる。体に良くても1gあたり9kcalと高カロリーなので摂り過ぎは肥満を招く。
オリーブ油100gあたりの栄養成分表
水分 | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | 灰分 | 廃棄率 |
0g | 0g | 100g | 0g | 0g | 0% |
ビタミンA | B1 | B2 | B6 | B12 | ナイアシン | |
レチノール | βカロテン | 0mg | 0mg | 0mg | 0μg | 0mg |
0μg | 180μg |
葉酸 | パントテン | ビオチン | C | D |
0μg | 0mg | 0μg | 0mg | 0μg |
E | K | ナトリウム | カリウム | カルシウム | |||
α | β | γ | δ | 42μg | 0mg | 0mg | 0mg |
7.4mg | 0.2mg | 1.2mg | 0.1mg |
Mg | リン | 鉄 | 亜鉛 | 銅 | マンガン | ヨウ素 |
0mg | 0mg | 0mg | 0mg | 0mg | 0mg | 0μg |
セレン | クロム | モリブデン | 食物繊維 | 脂肪酸 | コレステロール | |||
0μg | 0μg | 0μg | 水溶性 | 不溶性 | 飽和 | 一価 | 多価 | 0mg |
0g | 0g | 13.29g | 74.04g | 7.24g |