オオバコ
どんなもの?
オオバコは、オオバコ科オオバコ属の多年草で、世界中に広く分布しています。オオバコは人が踏みつけたり、車が通るような道路にも生えることから、車前草 (シャゼンソウ)という別名があります。
オオバコは古くから民間薬として利用され、種子、葉、茎にイリドイド配糖体であるオークビン を含み、フラボノイドのプランタギニン 、プランタギン 、ホモプランタギニン、その他にビタミンA(βカロテン)、ビタミンC、ビタミンKなどを含みます。
日本薬局方では、オオバコの全草を用いた生薬を車前草(シャゼンソウ)といい、咳止めとして用いられています。
効果効能
咳止め、去痰、ぜんそく、利尿作用。
注意点
オオバコでアレルギー症状が出る人は使用を中止する。また、子宮運動を増加させる可能性が指摘されているので妊婦は使用を避ける。