サネブトナツメの効果効能と注意点の解説

サネブトナツメ(酸棗仁)




どんなもの?
サネブトナツメは、ヨーロッパから中国にかけて分布するクロウメモドキ科の落葉高木でナツメの原種です。そのサネブトナツメの種子を乾燥させたものを酸棗仁(さんそうにん)と呼び、漢方では鎮静作用のある生薬として睡眠障害などに用います。
サネブトナツメ
成分にタンパク質、サポニン誘導体、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトオレイン酸塩、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、アラキジン酸、ベヘン酸などを含みます。酸棗仁のこれらの成分は、中枢神経を抑制し、不安、動悸、心因性の睡眠障害など心の病気からくる諸症状を改善します。

効果効能
鎮静作用、不眠症の改善、過眠症の改善、精神安定、ストレスの緩和、自立神経失調症の改善、疲労回復。

注意点
成人で1日10g前後が目安です。一度に大量に服用しないで下さい。