タイラギの栄養素と効果効能の解説

タイラギ



どんなもの?
タイラギ(タイラガイ・平貝)は、東京湾以南に生息するハボウキガイ科の大型の二枚貝。殻長は30cm以上に達し、外面は下の写真のように黒みがかった三角形をしています。ただし殻は薄い。基本的に食べるのは貝柱のみで、他の部位は臭みがあるのであまり好まれません。ただ、九州などでは貝柱以外の身も調理して食べるそうです。貝柱は大きくて美味。旬は12月~3月。
タイラギ

カロリーは100gあたり・・・(貝柱、生)100kcal

成分としては、各種アミノ酸で構成される良質なタンパク質、ビタミンB群(ビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛などを含みます。

タンパク質は100gあたり21.8gとかなり豊富で、一般的に食される貝類の中では恐らくトップだと思われます。タイラギのうま味成分は、このタンパク質に含まれるグリシン、アラニン、グルタミン酸、イノシン酸などのアミノ酸によるものです。良質なタンパク質は疲労回復や滋養強壮作用があります。

また、含硫アミノ酸の一種であるタウリンも豊富で胆汁酸やインスリンの分泌促進作用、血圧を正常に保つ作用、血糖値の低下作用、血中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やす作用、心筋の働きを正常に保つ作用などがあります。 ミネラル類で目を引くのが亜鉛の多さで、亜鉛には皮膚や粘膜の健康維持を助けたり、味覚機能を正常に保つ作用があります。また、高タンパクで脂質が少なく低カロリーな食材なのでダイエットにも適しているといえます。

効果効能
疲労回復、滋養強壮、高血圧の予防改善、動脈硬化の予防改善、高脂血症の改善、肝機能の改善、うっ血性心不全の改善、血糖値の低下作用、味覚機能を正常に保つ、ダイエット。


注意点
特にありませんが、調理の際に加熱し過ぎるとかたくなってしまいます。

たいらぎ(貝柱、生)100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
75.2g 21.8g 0.2g 1.5g 1.3g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.01mg 0.09mg 0.06mg 0μg 1.5mg
0μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
25μg 0.51mg 0μg 2mg 0μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 0μg 260mg 260mg 16mg
0.8mg 0mg 0mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
36mg 150mg 0.6mg 4.3mg 0.01mg 0.03mg 0μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
0μg 0μg 0μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 23mg
0g 0g 0.02g 0.01g 0.04g