アイスプラントの栄養素と効果効能の解説

アイスプラント




どんなもの?
アイスプラントは、南アフリカ原産のハマミズナ科メセンブリアンテマ属の一年草。葉や茎についている細かい粒々はブラッダーセル(Bladder Cell)と呼ばれる透明な袋状の細胞で、そこにナトリウムなどのミネラルを蓄えています。食べるとプチプチとした不思議な食感がある野菜。
アイスプラント

カロリーは100gあたり・・・8kcal

成分としては、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群、ビタミンC、ナトリウム、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛、食物繊維などを含みます。

アイスプラントは、βカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、各種ミネラルなどを含みますが、どれも効能が見込めるほどの含有量はありません。しかし、アイスプラントに含まれるミオイノシトール・ピニトール(イノシトールの一種)には、脂質代謝を促進する作用があり、高脂血症の予防改善、脂肪肝の予防改善、動脈硬化の予防改善、血糖値の改善などが見込めます。また、低カロリーな野菜なのでダイエットにも適しています。

効果効能
高脂血症の予防改善、脂肪肝の予防改善、動脈硬化の予防改善、ダイエット、肥満防止。

注意点
ナトリウム(塩分)の含有量が多いが、カリウムも同程度含まれるのであまり心配はいらないでしょう。