レバーの栄養素と効果効能の解説

レバー



どんなもの?
レバーとは、豚・鶏などの肝臓のことで、まさに栄養素の宝庫とも言える存在です。レバーの部分は牛・豚・鶏での違いがほとんどなく、カロリーは低めで、いずれもタンパク質、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、銅などが豊富に含まれています。

レバー
カロリーは100gあたり・・・(牛)132kcal、(豚)128kcal、(鶏)111kcal

効能としては、吸収しやすいヘムが豊富なので貧血の改善に効果があります。体内に鉄が十分に足りていても銅が不足しているとヘモグロビンが生成されず貧血の原因となりますが、レバーにはもそれなりに含まれています。また、レバーには葉酸ビタミンB12が豊富に含まれます。葉酸はビタミンB12と協調し赤血球の合成に関与することから「造血のビタミン」と呼ばれ貧血予防に効果がある他、悪玉アミノ酸が増えるのを防ぐ効果や口内炎を予防する効果があります。

また、豊富なビタミンA(レチノール)は免疫力の向上、眼病の予防改善、老化防止に効果を発揮します。更にビタミンB1、ビタミンB2 、ビオチンの相乗効果で体を活性化し疲労からの回復を助け、豊富なトリプトファン(必須アミノ酸)は体内でナイアシンの原料になるほか、精神安定や睡眠に関与する神経伝達物質であるセロトニンやメラトニンの原料となるので、精神安定、不眠症の改善、うつ病の改善などに効果があります。

効果効能
貧血の改善、滋養強壮、免疫力向上、疲労回復、眼精疲労、眼病予防、老化防止、精神安定、不眠症の改善、血行促進・冷え性の改善。


注意点
食中毒やE型肝炎ウイルスの感染を避けるため、中心部まで十分に加熱してから食べることをお勧めします。また、妊娠期のビタミンA(レチノール)の過剰摂取は、胎児への悪影響(奇形)が報告されているので注意する。

鶏のレバー100gあたりの栄養成分表
水分 タンパク質 脂質 炭水化物 灰分 廃棄率
75.7g 18.9g 3.1g 0.6g 1.7g 0%
ビタミンA B1 B2 B6 B12 ナイアシン
レチノール βカロテン 0.38mg 1.80mg 0.65mg 44.4μg 4.5mg
1万4千μg 0μg
葉酸 パントテン ビオチン C D
1300μg 10.10mg 232.4μg 20mg 0.2μg
E K ナトリウム カリウム カルシウム
α β γ δ 14μg 85mg 330mg 5mg
0.4mg 0mg 0.1mg 0mg
Mg リン 亜鉛 マンガン ヨウ素
19mg 300mg 9.0mg 3.3mg 0.32mg 0.33mg 1μg
セレン クロム モリブデン 食物繊維 脂肪酸 コレステロール
60μg 1μg 82μg 水溶性 不溶性 飽和 一価 多価 370mg
0g 0g 0.72g 0.44g 0.63g